【Twitter字余り】結局、全面対決、民主代表選。通訳「世論調査はマスコミのミスリードの結果だから気にしないも~ん」
鳩山さんが、民主党を壊さないでくれよう……とKYな調整に動いてみたけど、影響力がほとんどない人なので、やはり不調に終わったみたい。
管 VS 小沢 代表選挙イコール次期首相決定選挙は実現しそうだ。
この数日のドタバタの間に、奇妙な現象が見られた。
たとえば、この選挙に参加する権利のない、一般国民への世論調査では、次期総理大臣にどちらがいいか、で、どの調査でも管首相が小沢一郎前幹事長に大差を付けて支持されている。小沢氏はどの調査結果でも、2割を取れていない。
管首相は、景気対策や為替安定化など、問題山積の中、事実上、何もしていない。一応、号令だけはいくつか出しているけど、それが仮に効果を発揮するとしても、まだまだ先の話だ。
この何もしていない内閣の支持率が、この半月で急上昇している。各紙の調査で、軒並み五割~六割まで跳ね上がっている。
何もしてないのに内閣支持率が上がる理由を探すのは、これだけシンプルな政局も最近珍しいので、わりと簡単。管首相が、鳩山前首相などの説得を受けたにもかかわらず、党と内閣の人事で選挙とカネに結びつくポストから小沢色を排していることを断固として曲げなかったからだ。
他に好材料は見当たらないくらい、無為無策、声だけ大きい内閣なので、分かりやすい。
つまり、それくらい、小沢前幹事長が代表選に出て、首相の座に着く事を、世間は嫌がっているわけだ。
小沢氏を支持する陣営からすると、これは、マスメディアの恣意的な誤誘導が大きく影響しているという発言が複数出ている。
日本人は、マスメディアの意図でどうとでもなる集団行動をとる人種らしい。ところが、昨年の総選挙での大勝で政権交代を果たしたのは、民意の表れだとも言う。この態度の使い分けは、自分たちは気づかないか、無視する事にしているようだ。
小沢一郎は、田中、竹下ゆずりの選挙技術(もうこれは技術と呼ぶしかないと思う)があるので、本気を出したら、とてもじゃないけど管首相やそれを支持するグループの太刀打ちできる相手ではない。戦況は、ほぼ七割方小沢陣営が押さえているので、代表選で、小沢前幹事長が負ける事はまずあり得ないと思う。
気になるのは、就任前からここまであからさまに国民の支持が低い首相は記憶にない事だ。
「誰それ?」というのはあった。鈴木善幸元首相や宇野宗佑元首相あたりだ。永田町では知名度が高くても、全国区ではほとんど知られていなかった。
しかし、小沢前幹事長は違う。もう二十年来、誰もがその政治活動を知っている。その上で、嫌悪感を感じている。
こういう人が、国民の審判も受けず、国籍が無くても投票できる一政党の代表選で勝って、スライド式に首相になるのは、奇っ怪な国だが、ぼくはいいことだと思う。
小沢氏は、政局では、手段を選ばず権力を手中にする事に、ものすごい冴えを見せる。ところが、彼自身「カンブリア宮殿」で「田中・竹下両先生の方法ではいまの日本は動かない新しい時代になっている」と言っているにもかかわらず、やってることが奇妙に似ている。
田中は自分の傘下の議員が力をつけそうになるとすぐ潰しにかかった。第一次二階堂擁立劇潰しや竹下に十年経ったら天下を渡すと言いながら、その倍以上こきつかったのが良い例だ。
周りを見渡して自分が突出して才能と実力があると感じた権力者は、時として、後継者が育つのを嫌う。自分以外に権力者はいらない。自分以外は使える一兵卒がやりやすいのだ。
その結果、田中派が竹下派に乗っ取られた。
小沢も、不思議と似たところがある。巨大グループを率いながら、そのほとんどが一、二年生議員ばかり。しかも、それぞれにマニフェストを謳わせて「あれやります!」「これやります!」とドブ板をやらせて当選させたのに、政治活動をほとんどさせない。厳しい規律を敷いて、地元の地盤固めに時間を費やさせる。
去年の政権交代で、華々しく当確、当確とカメラに写った議員たち、その後、さっぱり表舞台に出て来ないが、税金使って次の選挙準備をさせられているらしい。
小沢氏もいい歳だ。小沢グループの中で、次の後継者は?と聞かれたら、民主党員も困るだろう。だっていないんだもん。そういう芽は次々潰してきたのだから。
ただ、こういう、一種の選挙マシーンは、選挙、とくに民主党内のローカル論理での選挙では絶大な力を発揮する。そして指揮官は小沢一郎だ。この代表選で、世論の支持がどんだけ低くても、小沢前幹事長は勝つだろう。
ぼくが楽しみなのは、小沢首相が誕生して、この数十年間の中で、初めて政局ではなく、政治について、毎日のようにコミットしなければならない立場に置かれるという事だ。
小沢氏は、これまで政治については、国民に対しては、よく「国民皆さまのためいに」「みんなが安心して暮らせるように」とういような、ほとんど、言っても言わなくても同じようなことしか発言していない。
自身の本音は、公の場では出さずに、マニフェストの端っこにこっそり載せたり、外国に行ったときにヘンテコな国家観、歴史観を疲労したりする程度だ。
昨年の天皇面会の一ヶ月ルールを破ったときは、記者に向かって見事に日本国憲法を知らない事を公言してしまって、さんざん動画で流された。あの時に、小沢氏の普段言わない本音を見て、ヤバイと思った人は多い。
こういう風に、小沢氏が、本音を言わざるを得ないポジションに就くことは、オープンで、国民の判断材料が増えていいことなのだ。
どうせ誰がやっても、いまの日本の景気低迷と財政破綻目前の状況は、簡単に手を付けられるものではない。だったら、早いうちに、この、本来フィクサーだった人物が、トップに立って、国民みんなが評価、判断できる政治状況を作る事は、最悪の中でもいくらかマシなことだと思う。
現実を直視できて、行動力も兼ねた、期待できる人材は、ほとんど見当たらないが、まずは、怪しいのを全部白黒つけて大掃除することが、日本の政治の総決算だと思う。
そして、小沢氏が権力を取ったとしても、その下にサラブレッド的後継はいない。自分の影響力を維持するためには、子分が力を付けると潰すという、田中角栄譲りの政治体質の結果だ。その意味でも、これは田中型政治の最後の徒花だと思う。









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