ご無沙汰です
ここ三ヶ月ほど、とあるMLで、同人誌を「文学フリマ」というイベントに出展することになり、それにかかりっきりになっていました。
同人誌といえども印刷所を通して160ページで、かつカラーの表紙がついたちゃんとしたものです。
小説が7本、エッセイが4本、対談が2本と、読み応えのある内容になっています。
企画段階から原稿起こし、そして印刷所に渡す版組まですべて自分たちでおこないました。一冊の本に最初から最後までずっと携わるのは初めての経験です。予想はしてたけど大変でした。それだけに完成品が印刷所に入稿したときは感慨もひとしおでした。
ひとりの人間が一生懸命になるのは、実はあまり難しいことではありません。個人のモチベーションの問題だからです。しかし、複数の人間が同じゴールを目指して一生懸命になるのは中々できることではありません。
砂時計をイメージして下さい。ひとつひとつの砂は、お互いに回転しあって流下しているのではありません。個別には必ず摩擦があって、それでも全体の流れを作っています。
砂でさえそうなのだから、人間はひとりひとり違った個性を持っていて、寄り集まると、大なり小なり摩擦が生まれます。それを乗り越えて一緒にゴールを目指すのが大人というものでしょう。
今回、本を出せたことで、ぼくはそれを学びました。個性がぶつかりあっても大人の解決法で一致点を見いだしていったことにちょっとした感動さえ覚えました。
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