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2006年9月

歌に心あり -Let it be(Beatles)

Let it be (Beatles)

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歌に心あり - I was born to love you (Queen)

I was born to love you. (Queen)

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譲れなかった一線

 iPodのPodCastでニュースを聞いていて耳にとまったニュース。お話自体は、すご~く、しょぼい話です。(笑)

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家庭教師メソッド~子どもと奇跡

 長女はいま、フル・リーディングを終えて、ファースト・レクチャーに入り、暗記項目に取り組んでいるところです。

 去年観たドラマ「女王の教室」で、こんなセリフが出てきました。

    「どうしてそこまで教師を続けようと思うんですか?」
    「教育は奇跡を生むことができるからです」

このシーンで、ぼくは膝を叩きました。「そうだよ!」。
 どんな生徒も、本当は、勉強に限らず計り知れない潜在能力を持ってるんです。ただ、まだ人間として未熟だから、自分でもその力をどうやって発揮したら良いのかわからないでいるんです。それを引き出す手伝いをするのが、ぼくら指導者なんですね。
 昔、家庭教師をやっていて、12人の生徒は、それぞれ個性も成績もバラバラでした。
 教えているうちに、だいたいその生徒の実力を把握したつもりでいました。
 しかし、この子はこの質問には答えられないだろうな、と思いながら尋ねると、正解を見事に答えてびっくりしたことが何度もあります。まだ直接、その問題は教えていないのに、それまで習ったことから、頭の中で推測して答えているんですね。
 その他にも、生徒に驚かされることは何度もありました。本当に子どもは奇跡を生みます。いつもビリだった生徒が90点を取ることもあります。人は、それを「指導がうまい」と言いますが、それは間違いです。試験を受けたのは生徒です。生徒が自分で掴み取ったものです。その力を持っていたんです。ぼくはそれを引き出す手伝いをしただけ。

 ぼくが家庭教師をしていたのは学生時代の二十歳になりたての頃。まだまだ人間として未熟でした。そして、生徒は中学生。当然、未熟です。しかし、思考力や創造力がぐんぐん伸びている時期です。未熟な人間が未熟な生徒を教えているわけです。
 だから、たくさんの発見をしました。そして、悟りました。「成績が上がらない場合、生徒に落ち度はない。指導するぼくが悪い。力を引き出してやれないぼくに責任がある

 どんな生徒も、とてつもない潜在能力を持っていて、凡庸に成長することはない。必ず、何かに秀でた人間になる。これは、ぼくは真理だと考えます。凡庸な人間になったとしたら、それまでに関わった、学校教師、家庭教師、塾の講師など数々の指導者の側の連帯責任だと思います。
 以前も、ブログに書きましたが、ひとつの事を手を変え品を変えしながら教えて、それでも生徒が理解できなかったとき、ついには生徒が答えられない悔しさに涙することがありました。しかし、ぼくはそれを見て、とても悲しく歯がゆかったです。生徒は泣く必要なんて無いんです。明らかに教えているぼくが悪いんです。しかし生徒は、答えられない自分が無能なんだ、と思ってしまう。これはとんでもない勘違いです。そんな時、ぼくは謝りました。
「これはね、君が泣く必要なんか無いんだ。先生が悪いんだ。いまはこんな説明しか思いつかないけど、来週までに必ず君が納得のいく説明を考えてくるから、時間をちょうだい」
泣きたいのはぼくの方でした。何の落ち度もない生徒を泣かせている自分の、教師としての資質の低さに責任を感じ、ただただ謝るしかありませんでした。
 無理なく、自然に進めていくYasushi式メソッドが出来上がるまでには、そのような数え切れないくらいの自己嫌悪、後悔、反省、自責がありました。

  * * *

 さて、生徒の潜在能力を引き出すためには、多少のハッタリが必要です。夏休みの最初、課題の英語をテストすると40点台しかとれないために、巨大な壁を感じた長女は絶望して泣き出しました。
 ぼくは言いました。
「これはスタートラインだから、これで良いんだ。20年も経って錆びついてるけど、お父さんは昔12人~15人くらいの生徒の家庭教師をやっていたんだよ。成績の悪い子ばかりだった。中には、行ける高校が無くて、専門学校しか残っていない子もいた。だけどお父さんは、全員、親御さんに最初に頼まれた高校に合格させたんだよ。お父さんは良い先生なんだ。
 先生によってやり方は色々だけど、お父さんのやり方は無理なことは言わないの。部活でクタクタで帰ってきた日に30回英文を書き取り練習しなさい、なんてことは決して言わない。その日の○○(娘の名前)に出来る範囲のことしか言わない。だからその代わり、黙ってお父さんの言うとおりにしてごらん。必ず、最後には良い点を取れるようにしてあげるから、○○は、ただお父さんに付いてくれば良いんだ」
完全にハッタリです。実際はそんな自信なんてありませんでしたよ。でも、思いこませるってことが大事なんです。
 そして娘は実際の試験で見事に満点を取りました。合格ラインは80点で、これは5日前までの時点でクリアしたと確信しました。
「もう大丈夫。○○はまず間違いなく合格点はもらえるよ。こうなったら、残りの時間で、欲張って、もうひとつ上の90点を目指してみようよ。いいかい?暗記モノは、どんなに頑張っても、一晩寝ると一つか二つは、記憶から逃げて行っちゃうのが普通なんだ。だから、それを計算に入れて、一問2点だから、96点を取れるように頑張ろう。そうすれば90点ラインに届くでしょ?」
 娘には一台パソコンを与えています。Excelの使い方を教えて、毎日のドリルの点数と間違った単語を記録させていました。ぼくの言ったとおり、前日は出来たのに、一晩寝て、間違う単語がいくつかありました。また、何度書き取りさせてもずっとクリアできなかったinterestingとinternationalという単語が最後に残りました。このように具体的に自分のデータを把握させることは非常に効果があります。
 最後の5日間のプランを二人で立てました。
「もちろん頑張ってもらうけど、interestingとinternationalのどちらか、あるいは両方は落とすと覚悟しないといけない。すると96点だね。それから、一晩寝て、記憶から抜け落ちる単語がいくつかある。だけど、これまでのデータから、一晩で三つ忘れたことはないね。だから、今の時点で92点は固いと思う。ただ、実際のテストでは緊張するから、現場で一つか二つ、度忘れが起こることがあるんだよ。二つ、度忘れすると90点を割ってしまう。ということは90点を死守するためには、interestingとinternationalのどちらかをマスターすることが必要条件だね。これが残りの5日間の重点目標だよ」
 勉強を重ねて、ある程度のレベルまで来た生徒には、このように最悪のケースを考えさせることは、とても意味があります。もうこの試験のための勉強の仕方を理解しているからです。長女は、interestingとinternationalをノートにびっしりと書き取りし、さらに既に覚えた単語や英文も記憶の欠落を怖れて、何度も見返していました。
 ぼくの予想では、96点に届けば上出来だと思っていましたが、本番で満点を取りました。誉めまくりましたよ。実際、嬉しかったし。

 そして、この事が次にもつながります。今回の中間テストの勉強を始めるに当たって、また大風呂敷を広げたハッタリを言いました。
「夏休みの勉強で、約束通り、お父さんは無理なことは要求しなかっただろ?ただお父さんに付いてくれば、合格点をもらえるようにしてあげるから、って約束してその通りになっただろ?
 今回も、同じだからね。その日の部活の疲れ具合を見ながら、出来ることしか言わないから、黙ってついてきて。それと、今回は、お父さんが昔やっていた方法で勉強を進めるから、それに従って欲しいの。そうすれば、前と同じように合格点が取れるようにしてあげるからね」
自信?ありませんよ、そんなこと(笑)。これまた完全なハッタリです。今回は5教科ですから、教える側の難易度も高いです。
 とりあえずぼくのメソッドのナローイングとフル・リーディングはさせました。ファースト・レクチャーに入ったところです。ただ、長女はぼくの暗示に完全にかかってますね。夜、部屋に来て、「お父さん、お風呂も済ませたから、勉強しよ」と言ってきます。

 そうそう、一昨日かな? 国語の「用言と連用修飾語がわからない」というので、一通りまじめな説明をした後、「こんなこと、国語の先生は絶対言わないと思うけど……」と前置きした上で、「男子がよく言うと思うけど、『やべぇ』も用言だよ。状態を表してるでしょ。例えばきょうが〆切の宿題をやってなかったら、その子は何て言うと思う?」
 長女は、上を向いて「う~ん」と考えて、「『まじ、やべぇ』とかかな」と言いました。
「そう!その場合、『やべぇ』が用言で、どのくらいヤバいかをあらわす『まじ』が連用修飾語なんだよ。その他、『超キモい』なんていうのも、『キモい』が用言で、『超』が連用修飾語」と説明しました。納得してくれましたよ。(笑) 身近な例を挙げることが大事なんですね。テストには絶対出ませんけどね(笑)

  * * *

本日はカラオケです→「気絶するほど悩ましい (Char)」(懐かしい!!!知ってる人いるかな?)

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家庭教師メソッド

 長女が中一なんですが、お金がないので、塾や通信講座を受けさせることが出来ません。
 夏休みにずっと付き添って、英語の課題をこなしていたんですが、その過程でだんだん、昔、中学生を12~15人、家庭教師で教えた頃の勘が戻ってきました。当時は指導法に悩み、色々工夫してメモを作っていたんだけど、どこかに無くしてしまいました。あれがあれば良かったのに、と悔やんでいます。
 まあ、それでも夏休みの長女の指導で、色々なことを思い出しました。結局、最初40点台だった長女ですが、休み明け当日の試験で100点を取ることが出来ました。

 中間テストが近づいてきたので再び、家庭教師をやっています。今度は最初から、ぼくが昔やっていたYasushi式メソッドで指導をしています。

 中学の1年生は、「勉強を教えること」だけではなく「勉強のやり方を教えること」が大事です。効率的な勉強のやり方を身につけないと、中学校三年間でおよそ18回ある定期テストを乗り切ることはできません。

 ぼくが教えていた子どもたちは、成績が良くない子ばかりだったので、ぼくは、なぜ成績が上がらないかという実例をたくさん見ることができました。それによって段々指導法が確立していきました。
 中には芯の強い子もいますが、一般的に中学生は、大人と比べると未熟で精神的に脆いです。当たり前ですよね。だから、「不安」を感じると目を背けて、逃げる傾向があるんですね。これが一番良くない。試験日が近づいてからあわてて勉強を始めますが、もう遅い。

 だから、生徒の、定期テストに対する「不安」をいかに払拭するか。まずは、これがポイントになります。生徒の「不安」の大部分は「未知」から来ています。敵の正体を「知らない」から怖れを抱くんです。「知る」ことで不安を除いていきます。

●ナローイングによる未知の解消

 まず、ナローイングをさせます。ナローは「狭める」という意味です。具体的には、試験範囲が発表されたら、それに沿って、二色の付箋紙を用意させ、教科書やワークブックの、試験範囲の始まりと終わりのページにそれぞれ付箋紙を貼らせます。この作業を終えてから、教科書やワークを見せると、本自体は厚いけれど、試験範囲が思ったよりもずっと狭いことに生徒は気づきます。つまり、範囲の狭さを「知ること」で、生徒の不安がかなり減少します。これがナローイングです。

●フル・リーディングによる未知の解消

 次に、ノートと赤い付箋紙を用意させ、5教科の教科書やワークブックの試験範囲をすべて「読ませ」ます。とにかく、書かれていることをすべて読ませるんです。その途中で、これが問題で出されたら自信がない、という箇所に赤い付箋紙を貼らせます。中でも、全く意味が分からない部分はノートにページをメモさせます。これがフル・リーディングです。だいたい一日1時間の勉強で三日くらいあれば終わります
 これを終えると、生徒には、「自分は試験範囲にすべて目を通した」という自覚が生まれ、それが自信に変わります。さらに、「わかること」と「わからないこと」を分別できた、どこを勉強すれば良いか目標がわかった、という、取り敢えずの安心感が生まれます。
 このフル・リーディングは、教わる生徒にも、教えるぼくら先生側にも、ターゲットを明らかにするために重要なことです。

●ファースト・レクチャー

 ここで、先生の登場です。まずはノートにメモした、「全くわからないところ」について説明します。次に、赤い付箋紙を貼ったところ、つまり「軽くヤバい」ところについて説明します。

 説明を終える毎に、生徒に、何割くらい理解できたかを尋ねます。ここで一般的に生徒は少なめに答える傾向があります。つまり、100%大丈夫なところを「7割くらいわかった」と答えます。ですから、「7割くらいわかった」と生徒が言えばOKです。

●ポイント・リーディング

 レクチャーが終わったら、ノートに書いたページと、赤い付箋紙を貼ったページだけを、再び読ませます。これがポイント・リーディングです。
 これは、フル・リーディングと比べると量がはるかに少ないので、一日与えれば、だいたい終わるはずです。
 レクチャー後なので、理解できる部分がたくさんあるはずです。そこについては、赤い付箋紙を剥がすように指示します。
 この、赤い付箋紙が減っていくのを目で確認することで、生徒に安心感と自信が生まれます。

●セカンド・レクチャー

 再び、先生の登場です。ポイント・リーディングを終えても、まだ、赤い付箋紙やノートのメモが残っている場所があったら、それは本当にその子には理解できない、能力を超えた項目ということを意味します。そこについて徹底的に、図示、事例など、色々な方法で説明をします。これは先生の実力に直結します。このセカンド・レクチャーで、問題点をクリアできない家庭教師は失格です。

●セカンド・フル・リーディングによる自信の充実

 だいたいの場合、5教科あったら、このメソッドではセカンド・レクチャーで精一杯なのですが、もし時間に余裕があったら、もう一度、最初のフル・リーディングをさせます。
 これは、生徒にとって、スラスラと読めるはずで、読み終えることで、大きな自信が生まれます。

 ぼくは、いま、この方式で毎晩長女と1時間くらい付き合って、勉強をしています。なにせ、20年近く前の方法なので、いまでも通用すると良いんですが……(笑)

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横になるのは大事なんだなあ

 実は、もう一ヶ月以上も、布団で寝てません。机に向かいながら、眠剤を飲み、気がついたら朝。つまり、椅子で寝てるんですね。
 先日痛めた小指の痺れはまだ治ってません。それに先週は右手全体が痺れました。これは数日で治りました。
 今日起きたら、舌が痺れて感覚がありません。横になるって大事なんですね。

 確かに仕事も忙しかったのですが、テンションが落ちて、メーリングリスト、ブログなど、ぼくにとっては大事なものを、色々おろそかにしていました。
 少しずつスピードアップして、本来のペースに戻して行こうと思います。
 まずは、ちゃんと毎日、横になって正しい睡眠をとることですね。

本日のアカペラ→「Imagine(イマジン、ジョン・レノン)

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