フレンズ
友達や仲間って良いものです。
ちょっと哲学をします。気がついてみれば、ぼくは、色々なところに首をつっこんで知り合いがたくさんできた。仕事である研究の同僚、B型肝炎友だち、鬱仲間、アマチュア作家仲間、ML仲間 etc....。
残念だけど、自力では思うようにならないことがたくさんある。
自分が、慢性B型肝炎を発症して、キャリアだったことを知った。調べてみると、医学上、かなり罹るのが難しい事が分かった。というか幼児期に集団予防接種で感染する以外、慢性化感染はまず起こりえないということ。「なんで~!?(涙)」と思った。
慢性B型肝炎が悪化するのを止められず、副作用の多いインターフェロン治療も思い切って受けてみたら、効果がなかったばかりか、副作用でうつ病になってしまった。「なんで~!?(涙)」と思った。
だけど、幸せなのは、それぞれの分野で、同じ思いをしている人たちに出会えたこと。勇気をたくさんもらった。ありがたいことだった。
ひとりだと思うと負けそうになるけど、仲間がいると思うと心強いし励みにもなる。感謝してます。
そういう人たちから、色々なことを学び、助けを借りてきました。
凹んで倒れることもよくある。でも、「昨日は昨日、きょうはいつも新しい日」と思って、頑張ってみようと努力してみる。凹むたびに、翌日、新しいスタートをきっている。凹みっぱなしは無くなってきた。
この歌知ってますか?
ひとりの小さな手 何もできないけど
それでもみんなの手と手を 合わせれば 何かできる 何かできる
ひとりのちいさな目 何も見えないけど
それでもみんなの瞳で 見つめれば 何か見える 何か見える
それぞれの分野で友だちや仲間がいると、一見高く見えるハードルも超えられる。必ず、超えられる。
なかでも、「鬱との共生」は、同時に「同じ思いを共感できる仲間との共生」でもあると思う。
ぼくは、実を言うと、昔は、快方に向かう知人がいると、うらやましくて、ねたましく思ったことがよくあった。それは、自分がその人に対して共感できなかったということなんだ。
でも、鬱を長くやっているうちに、ひとの幸せに敏感になり、いっしょに喜ぶことができるようになった。
優しい人たちの助けを借りて、毎日、新しい日を迎えることができるようになった。
鬱は確かにとても辛い。ひとは、鬱に限らず、辛いことは「試練」だと思いがちだ。でも、本当にそう?
見方によっては、貴重な経験じゃないですか?
苦しんでいる火中のひとは、そんなこと言われても、「そうですね」なんて同意できないと思う。無理もない。
でも、回復して、そこに「新生」した新しい自分を見つけたとき、何かを感じるはずだ。
確かに人より、回り道をしたかも知れない。他人より遅れをとったかも知れない。でも、代わりに得たものはありませんか? 本当に何もありませんか?
ぼく自身は、まだ治癒していないし、苦しんでいるけど、そんなぼくでもはっきり言える。
「鬱は、決して人生の浪費ではない」
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