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2006年2月

病院選びは命選び

 ぼくは、HBV(B型肝炎ウィルス)のキャリアだったけど、運悪く発症してしまった。
 30代前半のことだった。職場の健康診断で肝機能が異常に高いと告げられ、病院で精密検査を受けるように言われた。
 ちょうど家のすぐ目の前がK総合病院。診察を受けたところ、慢性B型肝炎を発症しているとのこと。さっそく二週に一度の通院が始まった。
 覚醒したHBVの活動が活発だったらしく、ぼくの肝臓を舞台に、HBVと免疫システムの戦争が始まった。
 肝炎のダメージの程度を示すのがGPTというもので、健康な人は20~30くらいだ。40を超えると精密検査を受けるように言われる。
 通院を始めてから、ぼくのGPTは150~300の値を示していた。処方は一貫して「ウルソ」という薬だった。そして毎回、診療台に乗せられ、肝臓を触診する。

 ぼくも色々な本で慢性B型肝炎について勉強した。疑問がわいてきた。
 まず、なぜウルソしか出してくれないのか? これはあまり強い薬ではない。
 また、なぜ触診をするのか? 肝臓は半分以上が肋骨の中に隠れている。慢性B型肝炎が進行して肝硬変になったのなら話はわかる。触診すると肝臓が硬くなっていることがわかるからだ。でも、ぼくのGPTの数値から見て、肝硬変まで進行していないのは明らか。慢性B型肝炎の患者に、バカみたいに毎回触診して何がわかるというのか?

 女房は以前、心臓外科で看護婦をしていて、肝炎の人を沢山見てきた。GPTが200も超えるようなら、肝臓専門の病院へ転院させていたらしい。
 ぼくのGPTを見て、「おかしいよ。これだと普通、入院だよ。一度別の病院に行ってみたら?」と言っていたが、医師と二人で差し向かいになる診察室では、転院することをどうしても言いだせなかった。
 一年近く、そのまま通っていたのだが、それまで上下に変化していたGPTが、急上昇を始めた。350、400……。体がだるく、動けなくなってきた。
 そしてある日、とうとう500を超えた。それでも処方する薬は相変わらずウルソだけ。

 帰って、GPTが500を超えたと言ったら、女房が、「はぁ!? GPTが500と知っていて、それでそのまま患者を帰しちゃうの!? 信じられない! 何で入院させないの?」と言った。だるくて息が切れる。
 ぼくもこれはヤバいと思った。GPTの急上昇――もし万が一、これが劇症肝炎だったら、来週の今頃はもう死んでいる。

 劇症肝炎はとても危険な病気で、急速に肝臓が破壊されてしまう病気だ。死亡率は70~90%。二日で死んでしまう人もいるくらいだ。

 実際、以前、職場の会議で年配の人たちが過去に死んじゃった職員の思い出話を始めたことがあった。東京出張中に劇症肝炎になって、昔の病院ってそれが普通だったのか知らないけど、地元に戻って治療するよう言われて帰ってきたそうだ。ところが、当時は、出張に飛行機を使うことは認められてなくて、電車を乗り継いで二日で帰ってきて、すぐ入院したが、次の日に亡くなったそうだ。「怖い病気があるんですねえ」なんて、その時は、苦笑いしながら相づちを打ってたんだけど……。

 インターネットで、病院の先生たちが質問に答えてくれるサイトがあったので、自分のデータと、それに対する病院の対応を書き込みした。
 すると、肝臓専門の先生がコメントをくれて、その病院の対応は同業者から見てもおかしい。劇症肝炎の可能性もあるし、すぐ別の病院で再検査してもらった方が良い。ちなみに、自分ならただちにインターフェロン投与を開始する、と書いてくれた。
 それを読んでぼくは、K病院には悪いけど、翌日、北大病院に行って見てもらった。ぼくはこれまでのGPTの推移をグラフにして印刷したものを持って行って見せた。その医師は現在のぼくの主治医の先生だけど、首をかしげた。
「GPTが200以上にもなったら、ウルソを飲んでもほとんど意味は無いんですけどねえ……
 そして、北大はいまベッドが満床、順番待ちの人たちがいる状態、すぐに系列の病院に入院することを勧めてくれた。ただ、当時まだ認可されていなかったラミブジンという新薬があって、北大に入院するならこれを使えるとのこと。取りあえずその日はそれで帰った。
 翌日、その先生から電話があって、ベッドが開いたので、順番待ちの人たちを飛び越えて入院させてくれるとのこと。
 あわただしく準備をして、翌日入院した。入院したその日の血液検査の結果は、なんとGPT=1450。びっくりした。GPTが4桁まで上がったことも驚きだったけど、わずか3日でGPTが約三倍になっている。急上昇なんていうもんじゃない。
「先生、これ劇症じゃないですよね?」恐ろしくて、先生にすがるように尋ねた。
「他のデータも見たところ、劇症肝炎ではないです。大丈夫」ほっとした。そのときは黄疸も出ていた。それからラミブジンの投与を受け、肝機能は三桁台前半まで下がった。

もし、元の病院に通い続けていたら、今頃どうなっていたかわからない。

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バトン? from BEATmamaさん

BEATmamaさんからもらったバトンです。

Q1 回してくれた方に対しての印象をどうぞ☆

 素敵な彼氏をもっている、素敵な女性

Q2 周りから見た自分はどんな子だと思われていますか?
  5つ述べてください。

 ①良くも悪くも理屈っぽい
 ②酒が大好き
 ③プチOD常習者
 ④生活が不規則
 ⑤なし

Q3 好きな人間性について、5個述べてください。

 ①弱い人
 ②何度も負けを経験した人
 ③人の痛みを理解できる人
 ④自分を大切にする人
 ⑤他人も自分のように大切にする人

Q4 反対に嫌いなタイプは?

 ありません。

Q5 自分がこうなりたいと思う理想像とかありますか?

 理想像を持たなくても満足できる人

Q6 自分のことを慕ってくれる人に叫んでください

 みんなー、マイペースで行こう!

Q7 バトンタッチ!5名(印象つきで)

 ほとんどみんなカブっちゃってる……。
 とりあえずひとみに回してみようかな。

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太った自分を好きになる

 自分を好きになることは、すべての出発点だと思う。ソラさんのコメントを読んで、考えさせられた。

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 ぼくもいま、鏡を見るのは好きじゃない。免許証、職場の身分表示カード、どれも、痩せていた頃の自分が写っている。太ってしまった今の自分を鏡で見ると、違いにうんざりしちゃう。ぼくは、鏡の中のぼくと和解できていない。

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イカの怒(イカ)り……(笑)

 何か熱いネタが続いたので、肩の力を抜きたいと思います。
 けっこう前の話だけど、テレビで観たひといるかも。

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人と比べるのは、やめたい!

 自分をひとと比べるのは、やめたい。
 これは人間が持って生まれた性質だから、矯正するのはかなり難しい。でも、やめたい。hikaku01

 金と銀はどちらが価値があるか? これは簡単に決まる。市場価格という「物差し」で比較できるからだ。金は、同じ重さの銀と比べて、明らかに価値がある。異論はないでしょう?

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今月の肝機能

きょうは月に一回の、内科(肝臓)診察日でした。
採血データ。

GOT   =71 (正常値=40以下)
GPT   =78 (正常値=35以下)
γGTP = 476 (正常値=50以下)
HBV-DNA(PCR法) = 2.6以下 (正常値 = もちろん0, つまり感染していなければB型肝炎ウィルスはいない)

GOT/GPTは、慢性B型肝炎患者としては、まあ良い方かな。
それにしても、γGTPが高すぎ。酒もガンガン飲んでたら当たり前か。
―( T _ T )→ サクッ

酒を減らさないといかんなあ…。でも、飲まないと落ち着かないし。アル依になりかかってるのかな。
いま肝炎系では二種類の抗ウィルス薬を毎日飲んでいる。HBV-DNAのデータは、それによって、ほぼ完璧にB型肝炎ウィルスの活動を抑え込んでいることを示している。
先生曰く、「せっかくB肝を薬で抑えることに成功しているのに、脂肪肝とアルコールで悪くしてはしょうがないですねえ」
……m(。-_-。)m スイマセーン

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自分の一番の味方は自分

 自己評価って難しい。自尊心や誇りって何でしょうね?

 英語で、多くの人がパッと思いつくのは pride (プライド)という言葉だと思う。これは、「自分のことを誇らしく自慢に思うこと」という意味です。よく使われる英単語だから、誰でも知っているよね。self-esteem
 でも、英語では、日本語の「自尊心や誇り」に対応する単語が、他にもいくつかある。知って欲しいと思うのはself-esteem (セルフエスティーム)という言葉。これは短く説明するのは難しいのだけど、「自分の能力や考えに満足すること」というような意味です。
 「それって自己満足ってことじゃないの?」と思うかも知れないけど、それとは違う。「自分を満足に思うこと」と「自己満足」は違う。

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鮮やかな青空と、澄んだ心

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 ruiさんの鮮やかな朝焼けの写真を見て、色々なことを思い出した。
 ぼくが高校生活を送った北海道の北見市というところは、冬はマイナス20℃の極寒の地だが、blue-sky3
どういうわけか、一年間の日照時間が日本でも有数の長さを誇る。そのため、住宅メーカーの研究用ソーラーハウスがあちらこちらに建てられているくらいだ。
 目立った工業施設もないため、空気も綺麗で、独特の、抜けるような高い青空だった。通称「オホーツク・ブルー」と呼ばれれている。
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 ある高校生が、本州の会社に就職試験を受けに行き、面接でこう尋ねられた。
「あなたの故郷は、ひと言で言うとどんな町ですか?」
 彼は、迷うことなく胸を張って、
「空が青くとてもきれいな町です」と答えたそうだ。

       *  *  *

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 もう何年も昔なんだけど、たしか東京理科大学だったろうか。そこの4年生の女の子が開いている個人のホームページを見つけた。色々な青空の写真が満載された、きれいなページだった。
 環境工学の学科に所属していた彼女は、4年生になり、その学科の研究室のひとつに配属された。
 教授から与えられた卒論テーマは「空の青さと大気汚染の関係についての研究」というものだった。blue-sky4

 
 同じ町の空でも、その日の大気汚染の状態によって、色がごくわずかに変わる。彼女の研究は地道なフィールド・ワークが必要なものだった。
 毎日、与えられたデジカメでいくつもの場所に出かけ、何枚も空の写真を撮り、試験管の口を開けて空気を入れ、フタをする。
 研究室に帰ると、撮った写真を画像解析装置を使って「色相」「鮮やかさ」「色の濃さ」などを数値データ化する。一方、試験管に取ってきた空気は、超高感度のガス分析装置にかけて、微量に含まれる大気汚染物質の種類とそれぞれの量を測る。その繰り返しだった。
 地元だけのデータではだめだ。積極的に遠くの町に出かけ、同じように空の写真と空気サンプルを採取してきた。
blue-sky1
 その、足で稼いだ膨大なデータとデータ分析から、だんだんと「空気の汚れ具合によって、空の青さが違ってくる」という事実が明らかになっていった。研究が成功して応用されると、高価なガス分析器がなくても空の写真をとって、フォト・レタッチソフトで色の情報を調べるだけで、汚染の程度が判るようになる。画期的な技術だ。
 彼女は最初は、与えられた研究テーマをこなしていく毎日だったが、そのうちに青空の写真を撮る魅力にとりつかれてしまう。趣味でも空を撮り続け、色々な町の青空を自分のホームページにたくさん載せて、公開し始めたのだった。
 なんて素敵な研究テーマなんだろう。やりがいもあって、楽しい。密かに応援していた。

       *  *  *

 忙しいと、空を見上げることなんか忘れがちになる。毎日、空の色加減を注意して見たことがありますか?
 正直、「きょうはきのうより濃い青だなあ」なんてわからない。本当は違うはずなのに。それだけ、空を見上げる回数が少ないという事だ。
 空に注意を向けることのできる心の余裕と感受性を持ちたいですね。
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■関連記事
- ダイヤモンド・ダスト
- 青と白の世界
 

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Tear drop - 心のしずく

 泣くって大事な意味があるんです。涙をこらえていませんか? 涙はこらえず流したほうがいいですよ。tear1
 たしか、アメリカのどこかの研究所だったと思いますが、tear2色々なひとの涙をたくさん集めて、それぞれの成分を分析した研究があります。(元の論文を探したのですが、見つけられませんでした。すみません)
 その結果、涙には、脳にストレスや苦痛を与える色々な物質がごく微量に含まれていることが判りました。これらは脳内にごくごくわずかに存在するものですが、この存在によって心が痛んだり、苦しんだりします。

 つまり、人体は、これらを涙腺に集め、涙として体外に排出することで、自らの悲しみを癒やしたり、気分を良くしたりするようにできているんです。人間ってスゴイって思いません?

 悲しくて思いきり泣いた後、少し気持ちが楽になったことはないですか?tear4
 悔しくて思わず泣いてしまった後、またファイトが湧いてきたことはないですか?
 また、映画に感動して泣いた後、心が洗われたように、すがすがしい気分になったことはないですか?

tear3
 いずれも人間が、心の平静を取り戻そうと頑張った結果なんです。だから、泣きたいときはがまんしちゃダメです。いっぱい泣きましょう。

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脳と心

(書きかけです)

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Thank you....

 もうメールは来ないと思っていた。それだけぼくが傷つけたのだ。あの日、メールをもらうまで恩を仇で返すようなことをしたことに気づいていなかった。そこには、ごくごく短いが、遠回しにぼくを責める言葉が書いてあった。
 それまで、困っていることや、迷っていること、ぼくはその人にいろいろなメールを書いていた。それに対し、勇気づけてくれたり、助言をくれていた。優しい人だった。
 自己嫌悪と後悔。酒量が増え、ODもした
 昨日は家で、新しい投稿論文を書き始めたshake_hands1ところだった。ネタ的に、国際誌に出したい内容と思っているので、英語で書いている。でも、日本語でも遅筆のぼくだ。そのうえ気分は真っ暗。作業は、まったく進まない……。ひとを傷つけることは辛いことだ。いつもずーっと後を引く。

 ――着信音♪

携帯を開く。
「あ、来た!」
 何日ぶりだろう。再び、メールを送ってくれた。文面は、他愛のない内容だ。ぼくが傷つけてしまった件に関してはまったく触れていない。
 何事もなかったかのようなメール。嬉しかった。

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そして学ぶ

 それがいつでも、どこにいても、事情がどうでも、学ぶことは大切だ。そのためには「学びたい」と思う気持ちが必要だ。

 さあ気分を一新してがんばろうと思った矢先、きょう午前、また別の人を傷つけてしまった。
 なぜ繰り返す? バカか? 学習能力ないじゃんevening
 ただ幸いな事に、きょうの過ちは、償いを何とか自分でできるようなものだった。誠意を努力で示せるかもしれない。エンジニア魂に火が付いた。
 仕事のときの10倍くらい燃えた。(いいのか? それはそれで、また問題があるような……(笑))
 何とか急場しのぎの対処をした。しかし、だからといって過ちが精算されることではない。人間には心と記憶がある。過ちが与えてしまった傷、過ちを犯した記憶、これは消えはしない。もうすぐ夕刻だ。日が沈んでしまう前にお詫びのメールを書こう。
 きょうは、いくつかのことを学んだ。苦い時間の中で、わずかな救いを見た。

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素晴らしい僕ら

 ふと、生きてるんだなあ、と思った。生きているのに生きていることを忘れる。とっても不思議だけど、それが心も体も健康な人だ。
 生きていることを思い出すのは、生きることに疲れたときだ。

 元気がまだ出ない。だけど、とりあえず歩く。
 生きてることに意味があるのか?と思う人は、アンジーの「素晴らしい僕ら」を聴くといい。
 ぼくも、きょう久しぶりに聴いた。

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Sorry ……

 きょうは傷つけたくないひとを傷つけてしまった。メールでそのことを知った。何度も背中を押してもらったり、勇気をもらったのに。いまよりずっと辛くて、物心両面でいろんなものを無くしたときも、見捨てず助けてくれたのに。
 自分がイヤだ。
 いま、ODの準備をしているところ。こうやって逃げるずるい自分もイヤだけど、頭の中の苦痛にがまんができない。
 ごめんなさい、としか言えない自分もイヤだ。

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Yasushi 眠る

 一昨日は、朝帰りして期限までに無事に原稿を印刷屋に持ち込んだ。納期は13日とのこと。結局、日曜の朝から30時間くらい起きてたことになる。
 メチャメチャ疲れました。はぁ、(;'ρ`) グッタリ
 でも、こういうときって、疲れてても眠れないんだよなあ。頭がガンガン痛くて、でも目だけは冴えてて、変な興奮状態になるんです。でも脳はも思考停止に陥っていて、文章を読んでも理解できない。

 もうさっさと寝ようと思ったら、大学から緊急電話! ぼくの学位記(博士号の証明書みたいなもんですね)に載せる、氏名・本籍・生年月日などの個人データ資料が提出されていないことに、学部事務が気づき、大あわてで担当者が研究室に飛んできたらしい。
それで、助手の先生が、ぼくに用紙をFAXするから、大至急記入の上、学部事務へFAXするようにとの指示。
 送られてきたFAXを見たら、なんと「提出〆切は1月17日厳守のこと」ですって。とっくに過ぎてるじゃん! げ~! 誓って言うけど、それ、誰からも聞いてねーよ!

 さすがに泡を食いました。必要事項を記入したんだけど、上で書いたように脳が思考停止状態。呆れちゃうのは自分の誕生日が思い出せない!
 手間取ったけど何とか提出できました。はあ、これで眠れる。

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Yasushi 徹夜する

 げっ、もう明け方の4時じゃんか! 諸事情により、いま自分の研究室にいます。調子は良くないんだけど……耳鳴りなのかなあ、神経の軋む音がする。
 早く帰って寝たいよ~ (iдi) ハウー
 論文の印刷屋の〆切が、きょう午前絶対厳守なんです。
 始めたのが昨日の昼過ぎだから、もう14時間以上作業してます。ホントは宅急便で送るつもりだったんだけど、ここまでもつれ込むとは思わなかった。こうなると自分で原稿持ち込みするしかない。って事は、帰って眠剤飲むのは、かなり危険。

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Yasushi 感謝する

 前にも書いたけど、この業界では、ぼくの年齢で博士号を取ったからと喜ぶのは少々バカなんです。
 でも決して自分ひとりの力ではなく、家族や病院や職場や大学のたくさんの人たちの支えのおかげで取れたのだから、喜ばないのは傲慢なうえに失礼だと思う。だから、どう見られたって構わない、バカに徹しよう。

 ぼくの実家は、すぐ近くだ。きょうは家族と実家に行って、学位取得のお祝いをしてもらった。寿司をとって、大好きなイクラと縁側を堪能しました。
 無口な父が「おめでとう」と言ってくれたのに少し驚いた。よほどうれしいんだと思う。
 母も、うれしいんだと思うが、照れも入っているのか、「父さん側も母さん側も、うちの一族で博士が出たのは初めてだよ。わたしみたいな母親から博士が生まれたっていうのはおかしい。おまえは鬼っ子だ」と言った。
 父も母も貧しい大家族で育って、高校しか出してもらえなかった。
 ぼくは、大学入学では浪人をしたし、在学中はテキトーやってた挙げ句に留年までしている。それなのに、高い学費を払って大学院の修士まで行かせてくれた。うちは、父が馬車馬のように働き、単身赴任も5年以上やって勤め上げた。決して裕福ではなかった。そんな中で教育を付けてくれたことには、本当に感謝している。でも、情けないが今まで息子自慢ををさせてあげられることはなかった。だから、今回両親を喜ばせたことは、ぼくにとってとても嬉しい。
 母は、「B型肝炎を抱えて、そんなものに挑戦するのは悪化するに決まってるから、止めた方が良いと、ずっと気をもんでたよ」と言った。実際、いままでも何度も母には、「やめな」と言われてきた。母にとっては「博士」などどう考えても非現実的なことで、それより「健康」という現実的なことのほうがずっと大事だと思っていたんだ。子どもを思う親の気持ちは、そういうものなんだろう。

 どうやら、もし取れたらと、用意していたらしい。「御祝」と書いたのし袋をくれた。「いいよ、そんなの」と言ったが、両親がうれしそうだったので、受け取った。えれー分厚いな。箱に入った商品券かしら、と思った。
 帰宅して中を開けたらびっくり仰天。○○万円が入っていた! 無理したんだと思う。返そうとも思ったが、たぶん絶対受け取らないだろう。それくらい嬉しかったんだ、きっと。
 お金は返さないが、これから違う形で返していこうと心に決めた。

 尾崎豊の「シェリー」という曲を知っていますか?
 「♪転がり続ける俺の生き様を、時にはぶざまな格好で支えてる♪」という一節が好きだ。
 子ども三人を抱えて家計のやりくりにずっと苦労しながら、ぼくの日々の調子を見守りつつ、不平ひとつ言わずに黙って支えてくれたのが、女房だった。
 ぼくは、札束から2万円だけ抜き取り、残りは女房に渡した。

 ひとの気持ちは金で買えないとよく耳にする。でも、金に気持ちを込めることはできる。それが、両親がぼくにくれた100万であり、ぼくが女房に渡した98万でもある。
 もちろんこれで終わりじゃない。これから感謝を形にしていく第一歩なんだ。

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Yasushi 挽回するぞと決める

きょうは、原稿修正作業に追い込みをかける決心をしていた。

学部事務へ学位論文の本製本(ハードカバーの製本)を提出する期日が迫っている。これは正式なもので、一冊は国会図書館にも送られるため、厳密な期日になっている。出せなかったらアウト。
さあ、来た来た、一番苦手な状況……。

印刷会社からの連絡で、逆算すると6日午前に必着で送付しなくてはならないとのこと。

なのに調子が悪く、理由のない胸騒ぎと冷や汗に苦しんでいた。
気がついたら居間のストーブの前で眠りこけていた。
記憶があるのはお昼。起きて時計を見たら夜の8時。うわ~やべ。

今夜は、やるぞ!

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リチウム中毒

驚いた。朝起きたら、指先が震え、下痢、滑舌も悪い。
思いあたるフシはある。きのうの夜、リーマスを4錠飲んだ。処方は2錠。でも、ときどき3錠飲んでいた。その時は何もなかった。4錠は初めてだ。

炭酸リチウム中毒である。

ただちに服用中止。血中濃度を下げるために、朝からペットボトルを抱え、水をたくさん飲んでいる。
自分にダメ出し。_l ̄l○

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あの一言……ぼくじゃない

(書きかけです)

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